プレイ環境 ファミリーコンピューター編
遊んだソフトを紹介していく前に、先にそのソフトのプレイ環境を紹介していこうかと思います。
というわけでファミコン編。
発売から30年以上を経過してもなお輝く驚きの白さ!
――とネタばらしですが、元の本体は経年によりすっかり黄ばんでしまっていたので、思い切って白に塗装をしてみました。本当は電源・リセットボタンにシールなんかが貼られていますね。
さて、当時遊んだ方なら覚えていると思いますが、映像出力はテレビのアンテナ線に無理矢理割り込ませるRF接続、と言われるものでした。
当時はテレビに入力端子があるものは一般的ではなかったので、アンテナ線に割り込ませて、テレビの1chもしくは2ch(本体で切り替え可能)に映像を表示させていました。
ただ、この出力方式はアナログの時代だからこそできた訳で、現在のデジタル方式のテレビには対応していません。一応、アナログ・デジタルの過渡期には、両方に対応しているテレビが多く出ているので、探せば手には入ると思います。(私は大学生の頃に買った、アナログ/デジタル対応、コンポジット端子、S端子、D端子、HDMIすべて入力できるシャープのテレビを、ゲーム用に大事に残しています)
「でも、ファミコン用にわざわざアナログテレビを買うのもな……」と思っている方、安心してください。
このように、現在ではファミコンをAV出力できる改造方法が多く開発されています。簡単なものであれば、オークション等では1000円くらいから出力キット(要はんだごて)が売られていますし、改造済みの本体なんかも出品されています。
他にも、ファミコン後期にはAV仕様のファミコン(いわゆるニューファミコン)も任天堂から発売されています。オークションなら6000円くらいですかね。
また現在では怪しい中華製のファミコン互換機もいろいろ出てますが、動作が保証されたものではありませんので、その辺は自己責任で。
最後に電源。純正のアダプタは、ファミコン、スーパーファミコン両方に対応できます。また、推奨されていませんが、PCエンジン、メガドライブなんかにも使えますね。ただ非常に大きいですし、ケーブルの付け根が断線しやすいので、注意が必要です。
電源部分は電流と電圧等が問題なければいいかな、と思っているので、自分は普段は取り回ししやすい互換品を使っています。
では、今回はこの辺で。